第7回読書会レポート

読書会事務局の@marunireです。@akikokaさんの後引き次いでやらせていただきます。よろしくお願いいたします。

第7回読書会を3月17日(土)と3月23日(金)の2回にわけて開催しました。このうち、3/17の読書会についてご報告します。

日時:2012年3月17日(土)15:00~17:00
場所:銀座 ルノアール
課題図書:『インビジブル・エッジ』(第5章~第6章)
発表者:@Parade_82さん
参加者:8名(@patageneさん、@ama_sciさん、@amulet2409さん、@akikokaさん、@minotsu_tymさん、@A_Angie_OSさん、@princeduckchanさん、@ShingoYoshimuraさん)

当日の議事録を@ShingoYoshimuraさんがご作成くださったので、掲載します。

■5章
  • 意匠特許
    誤訳に注意。英語ではDesign Patent. 日本で言う特許はutility patentと呼ぶことにも注意。
    日本には無い知的財産の例として、トレードドレスが挙げられた。Apple v. Samsungの訴訟にも使われている。
    アップルストアの意匠特許すらある。このWEBページ下部を参照。
    成熟した分野の製品については、特許よりも意匠をとることが多い。
    たまごっちビジネスの模倣対策では、意匠が活躍したとのこと。
  • 特許費用についての記述に対してコメントがあった。出願だけでは5万ドルも使わないはず。
    米国弁理士の給料が日本に比べて高いという話しも。
  • プロセス特許が何故こんなに重要視されているのか?
    >USの公開義務は日本よりも強いため。CNは工場の建物の番号を指定しないと踏み込んでくれない。番号が間違ってた場合はそこで調査終了。

■6章
  • ・協豊会のアイデアを受ける特権と共有する義務
    >これは共同研究契約書で縛っているのでは無いのか?ケイレツだから契約を結びやすい要素もある。ケイレツトップがデカイので、ケイレツ会社のメリットも大きい(売り上げベース)。
    ケイレツのダメな点とは何か?
    本の記述とは違い、実際は親と子で競争意識もある。ケイレツの下請け、孫請けイジメは当然にある。
  • 関連会社との知財管理はどうしているか
    本体一括管理もあれば、関連会社に管理させる会社もある。ケイレツのデメリットは、ケイレツ以外と協業しづらくなるというものもある。
  • パテントプール
    累積ロイヤルティーの問題は無視できない。多くの会社が参加する市場であればあるほど、費用は高くなる。プールにした方が圧倒的に各社の費用は減る。
    パテントプールは各国の特許が使える。申請する必要がある。件数に比例してお金を配分。JPOか公取委が濫用についてガイドラインをもっているとのこと。パラマウントベッドの例を参照。
  • AIBO
    AIBOの失敗の原因とは何だったんだろうか。オープンコミュニティの運営の失敗がドミナントではないのではないかという意見が多かった。
  • Linuxの(相対的な)成功要因はなんだろうか?
  • アカデミックなコラボレーションにも、知識を共有するインセンティブが生じにくいという問題がある。
  • コラボレーションのメリットをうたった章であったが、実際には困難性も大きい。2社のコラボレーションである合弁会社の経営も、勿論難しい。
  • パテントプールとホールドアップ問題。プールに変わる代替策はあるのだろうか?
    >RPX社のビジネスモデルが1候補となりうるかもしれない。

また、@minotsu_tymさんに撮影していただいた写真を掲載します。
DSC00898_1.jpg


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