第5回読書会レポート

読書会事務局の@akikokaです。

ちょうど1週間前に第5回読書会を開催しました。そのときのレポートを@szkmtkさんとyngさんが共作してくださったので、掲載します。

日時:2011年11月24日(木)18:00~20:00
場所:貸会議室プラザ 八重洲北口
課題図書:『インビジブル・エッジ』(プロローグ~第2章)
発表者:@tnomnomさん
参加者:13名(@furyoshainさん、@patageneさん、@aigi_yamadaさん、@ama_sciさん、@ntakeiさん、@yukapii_sさん、@akikokaさん、@minotsu_tymさん、@princeduckchanさん、@ShingoYoshimuraさん、yng(議事録)、@szkmtk(議事録)、他1名)

発表者はプロローグ、1章2章を担当。
大変充実した発表資料(ありがとうございます!)を道しるべにしつつ、印象的なフレーズやエピソードを拾い上げながらまずは本のアウトラインを読み進めます。「同じようなテーマは同じ頃に世界のどこかで開発されている」というくだりにウンウンと頷く参加者一同。日々技術競争にしのぎを削っていることがうかがえます。
ひととおり内容を共有したところでディスカッションタイム。盛り上がった議論としては下記がありました。

  • 知財部員として知財担当役員への教育も必要。マネジメントの言葉で知財を語れ。(リーガル出身の知財系上級職とR&Dで登りつめた人との違い、大企業と中小企業の違いにも着目)
  • 知的財産や特許制度は必要悪か? 特許制度があったから経済成長しなかった、という見方もある。(ワットは訴訟に明け暮れて世界をぼろぼろにした、等)
  • 知財報告書の今昔。知財をお金で語ることが難しい理由として「参入障壁用に取得した特許の現在価値は代替技術の開発コストで算出するが不明瞭」である点。
  • 売上ピークを過ぎた製品に関する外国特許を放棄したら途端に現地企業に模倣された、という実体験。「IPDLが夜中に繋がりにくくなるのは日本のHPにアクセスして調べている証拠」という生々しい情報もあり。
  •  知財戦略に政治力は有効か?
  • アメリカは反トラスト法と産業財産権法との相克がダイナミック、対して日本は公正取引委員会が...(モゴモゴ)。
  • イノベーション以外に経済成長させる方策はないか? →「現在の経済成長は消費者を増やすことによって達成されているように見える」という意見あり。
  • USPTOと日本特許庁のサービスの違い(米国の特許は被引用数で評価される。サイテーション)

他、ここには書ききれないくらいあれこれ盛りだくさんであっという間の2時間でした。参加者限りの過激な発言もあったりなかったり? …気になる方はぜひ次回の読書会においでください。

p.s.関連図書として『〈反〉知的独占 ―特許と著作権の経済学』『Patent Failure: How Judges, Bureaucrats, and Lawyers Put Innovators at Risk』『コトラーのイノベーション・マーケティング』も挙げられました。興味がある方はこちらも読んでみてはいかがでしょうか。

また、当日の写真を@minotsu_tymさんに撮影していただきましたので、掲載します。
5th_20111124.gif

今回は初参加の方が5名いらっしゃいました。また新潟から1名、名古屋から1名の方にご参加いただきました。今回の読書会が、他の地域での知財系読書会の発足につながると素敵です。


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