第50回読書会レポート


日時:2019年6月26日  19:00-21:00
場所:京橋区民館
参加者:tparkmさん(担当)、amasaiさん、maruokaさん、KMDさん(Skype参加)、amulet(記録)
課題図書:ブロックチェーン、AIで先を行くエストニアで見つけた つまらなくない未来  
      著:小島健志   監修:孫泰蔵

今回は、会場での写真撮影を忘れていました。

初の試みとして、議事録をリアルタイムでSlackに入力して、共有しました。


誤変換の修正、および各参加者の個人情報に関わる部分の削除を行いましたが、リアルタイムの雰囲気を御確認ください。


はい、スタートです。

資料:エストニアの場所。サンクトペテルブルクのちょい西。海を渡るとフィンランド。
孫泰蔵さんが、エストニアと日本を行き来しながら、エストニアで事業をしている。
人口131万人
日本の感覚では、横浜市、さいたま市等のレベル。


序章:eエストニア。公的サービスのほとんどが電子化されている。

KMDさんの同僚が、eレジデンシーのカードを持っている。

日本は???

オンライン利用率40%超というデータがあるが、感覚的には嘘っぽい。

電子納税:何年に一回か、紙の領収書を後から要求される。

不動産登記:申告はネットで可能だが、紙を取りに行く必要がある。

日本のシステムは、電子化と称していても、電子で完結していない。

行政コストは、税収の1.7%.

非効率な面が多いと感じる。

デジタル年表。学校へのPC導入は?

維持費が予算化されないから、鳴り物入りで導入しても、そのあと使えなくなる事例が多い。

オリンピックで現在建築中の施設の維持費も、高額になる見込み。

長野五輪では、長野ではいまだに増税している。

マイナンバーカードで、診察券になると言ってたはずだが、実現されていない。

ハンコ、いくらでも偽造できるのに、不思議な存在。

印鑑証明が要求されるケースも謎。。。

日本のIT予算、巨額すぎる。お金を扱うためのシステムに、余計にお金がかかっている。

ふるさと納税は、もともとあった寄付の控除システムに乗っているから、余計な費用は掛かっていないはず。

データシステムが、昔の公共事業の代わりになっている面がある。

ベンダーは、国内に特化した公共システムを扱うが故に、世界にでていきにくい面もあるのではないか?

「透明性」日本では、アクセス履歴どころか、何が登録されているのかすら見ることができない。

KSIブロックチェーン

ビットコインのブロックチェーンとは、全く別もの。

マークルツリーの考え方が利用されている。それ以上に詳細なことは、本書には記載されていない。

マイナンバーカード 作る必要性が感じられない。

電子納税にも、マイナンバーカードは不要になった。

運転免許証を持っていない人の身分証明書には使える。

というか、その程度の位置づけ。

マイナンバーカード導入時に言われていた様々な機能、実現できる期待値が低かった。

住基カードで整備したシステムは、自治体間の情報交換システムとして今後も生きていく。

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第2章
ジョバティカル:19カ国の人が勤務。

Aさんの職場、外国人1%程度

Bさんの職場、もっと低い

Cさんの職場、グローバルでは10%。

楽天に行ったら、半分くらい?

多様化して、いろんな考え方をする人がいた方が良い。

But 多様性を受け入れる土壌が無い組織も多いのでは?

多様性という面では、職場の女性比率も少ない。

とはいえ、専業主婦も減った。専業主婦を養える男性も少ない。

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第3章

スカイプがエストニア発とは知らなかった。

特許庁は、ベンチャーやスタートアップの支援に力をいれている。

孫氏は、エンジェルをやっている。

その他に、大企業がベンチャー育成に取り組んでいる。

日本ではセーフティネットが無い。

起業するには、個人資産を提供する必要がある。

弁理士の開業には、1000万円必要と良くいわれる。

グローバル企業の知財戦略を調べてみたが、Domesticな会社結構多い。

知財学会での発表をお楽しみに。

結局のところ、エストニアは小さい国だから、グローバルで戦う必要がある。

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第4章

エストニアは、独立直後から、教育に力を入れている。

日本では、批判的精神は徹底的に潰す教育。

高専の教育では、2年生くらいから実験の課題設定を自分たちでやる。

独立直後の首相は32歳。

国自体がベンチャーみたいなものだった?

業務の効率化:プログラミング教育をしたが、なかなか定着しなかった。

長い時間をかけることに、価値を見出す人が残っている。

同じ成果なら、残業時間の短い人が評価されるようになってきている。

「同じ成果」をどう定めるかは難しい。

コンピテンシー評価。潜在能力をどう評価するのか。

アンラーン:過去の成功体験が忘れられずに、悪影響を及ぼす場合がある。



自己肯定感が成長とともに低下していく日本の教育。

「みんなと一緒」に価値を置く。

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話もどって、

第3章。なぜAppleやGoogleが日本にうまれないのか?

出資者(エンジェル、VC)がいない。

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日本の中小企業支援は、アメリカのエンジェルのようなダイナミックな活動ではない。

地方ごとの、地味な活動になっている。

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ものづくり企業は、AppleやGppgleのように飛躍的に拡大するのは難しそう。

Sonyは、今や銀行、保険、不動産で稼いでいる。

業態の大幅変更に成功した事例。

Justシステムの強みは日本語だから、世界への飛躍は難しかった。


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ものづくりを手放して、日本の工業が空洞化した。

昨今は、日本に戻しつつある。

仕事を外注すると、生産性は低下する。

仕事を外に出して、リストラしたから、日本企業の生産性が低下した。


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日本で、スカイプのようなスタートアップを育成するには、どうしたらよい?

Winnyの人をはじめ、日本で「新しい」ことを始めた人は逮捕されてつぶされてしまった。

出る杭を伸ばす環境が日本には不足している。

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外国で成功した事業を日本に導入しようとしても、役所の壁がある。

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お薬手帳アプリ:紙の処方箋の写真を撮って、薬局に送る。紙は必須。

薬を受け取るときには、紙の処方箋と交換。

不十分な電子化の一例。

全体的なシステムが存在していないから、紙から脱却できない。

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外注に頼んだ技術は、自分のものにはならない。

ずーっと外注依存になってしまう。

設計がわからなくなって、社内では誰もわからなくなるのが怖い。

購入部品の中身の判断も難しくなりつつある。

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半導体設計をいったん手放すと、中身がわからなくなる。



以上、本日はおしまい。

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