第37回読書会レポート (12/18)



第37回読書会議事録

日時  :2016年12月18日13:00~15:00
場所  :佃区民館
課題図書:特許情報分析とパテントマップ作成入門 改訂版 野崎篤志著
参加者 :@sanukiya1さん(発表)、@amuletさん、@akikokaさん、hikitaさん、maruokaさん、@tparkm(記録)

1.演習課題の説明

  演習を行うにあたって具体的な演習を設定した。
  「ドローンを使った宅配サービスの実証実験の開始を機会に、宅配ボックスメーカーが取り組むドローン配送用宅配ボックスの開発を開始したい」

2.特許情報分析の目的と種類の確認(2.2)
  →図10、表4、表5、表13を用いて確認

  改訂版前はパテントマップを作ってから3C分析など。
  改訂後はパテントマップ作成前に分析を行ってマップを作成すると理解が深まる。

  この会社のポジション確認
  図10:②新規用途探索(ニーズ)
  表4:②新規用途探索(ニーズ)、③新規技術開発(シーズ)、④新規参入分析
  表5:市場開拓(新規市場×既存技術)
  表13:新規用途探索(ニーズ)、③新規技術開発(シーズ)、④新規参入分析

3.分析設計と母集団の設定(2.5.2)
  →予備検索によるアタリ分析
  →分析設計と母集団設定

  FI①B64C39/02:垂直飛行体
  FI②A47G29/12:宅配ボックス

  1) 2007年以降の特許を見る。

   ①で出願人ポジションマップ(X軸:最高価値、Y軸:
   マップを見ると、ヒロボー、ヤマハ発動機が強い。
   GoProなどは見えていない。DJIは?
   件数ではボーイングが多いが、内容はNAV。

   ②で出願人ポジションマップをみる
   日本宅配システム、パナソニックが強い。

4.パテントマップの読み解き方・深堀り方法(5.1.2)
  →特許分類による分析軸設定(2.5.3 Apple to Apple)
  →4つの視点に基づく分析

  1) ドローンと宅配ボックス両方やっている会社があるかどうかを確認する。
    まず(①+キーワード)and(②+キーワード)
    ※FI同士の掛け算になるので気持ち悪い人がいるかもしれない。
    たった3件しか出てこない。内2件は異なる。
    1件「無人飛行体による配送方法」ドーンコーラスが当たり。
    ⇒ただドーンコーラス自体がメジャーな会社ではないため、ここからの発展が無い。
  
  2) ドローンの開発も宅配ボックス関連の技術も実施している会社は?
    >出願人のandを取る。特許マップで確認。

    今回の改訂版では改訂前よりもコンパラマップの解説が厚くなっている。
    FI①と②を左右の軸、縦軸を出願人にしてマップを作成する。

    綺麗に左右に分かれるが、パナソニックがドローンを若干、セコムが宅配ボック    スを若干、中国電力が両方に少しづつ出願している。

    ⇒両方を積極的に出願しているメーカーは無い。

*質問:P94 Apple to Apple とは?
    同じ概念で比べようという意味以上ではないのでは?
    例えば、F03D7/06Aサボニウス型風車とF03D/04A回転数制御は概念が異なる。
    階層構造をきちんと考えて比較する。

  3) Fタームを使って出願の穴を解析していく。
    ドローンの①はFタームは3D140で解析されていない。パテントマップガイダンスで確認。

    宅配ボックスのFタームを見る。

    宅配ボックスの検索結果をダウンロードする。
    Fテーマの出現頻度を集計し、3K100でFターム濃度マップを作成。

    配達物:生鮮食品、牛乳が少ない。
    保冷庫等の冷凍手段を設けたもの:各社開発していない?
    構造:折り畳み自在の部材で保持する、が無い。

    ⇒生鮮食品関連の開発を行うとニーズがあるかもしれない。

*質問:特許調査について。
    ・サウジアラビアにファミリー特許があるかどうか。
     データベースまでは行きつけても、アラビア文字が判らない!
     画像認識でやろうとしても、フォントが異なると文字の見えが異なり苦労した。
    ・カザフスタンにファミリーがあるか。
     ユーラシア特許?

5.アイデア創出ワークショップ(7.2.2)
  →洗い出し軸の設定(パテントマップ, 利用者, 訴求点, 協業先)
  →アイデア記入シートの作成

  こちらはホワイトボードのアイデア記入シートをご覧ください。


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