第48回読書会レポート


第48回知財系読書会

日時 2019年2月11日 14:00-15:15
場所 月島区民館
参加者 ama-sci amulet


今回は、ビブリオバトルの会です。
参加者が少なく、実のところバトっておりません。
ついでに、写真も撮り忘れました。

紹介された本は、以下のとおり

暗号通貨VS.国家 ビットコインは終わらない
 坂井 豊貴 著

新刊ホヤホヤの書籍(奥付の発行日は、2019年2月15日)

慶応大学の経済学者が、ビットコイン等の暗号通貨や、ブロックチェーンの仕組みを丁寧に説明してくれている書籍。
仮想通貨については、経済面だけでなく、政治的、社会的な位置づけを考えなければならないとしている。

具体的には、下記のとおり。

国家とは無関係に発行される暗号通貨が一般化し、通貨が国家から独立すると、個々の国家の都合で通貨を発行できなくなる。
すると、国家は莫大な費用を調達して、戦争を行なうことができなくなる。

つまり、仮想通貨の普及は、世界平和に繋がる。


世界をつくった6つの革命の物語 新・人類進化史
 スティーブン・ジョンソン 著

エジソン等の著名な発明家個人の業績に注目するのではなく、さまざまな人による発明・発見と、社会の変革との相互作用による世の中の変化に焦点をあてて、歴史を説明している。

たとえば、「第2章 冷たさ」
マサチューセッツの湖の氷を、南のカリブ海地域へ運んで儲けようと考えた人がいた。
しかし、「冷たい」を知らない地域の人には、なかなか氷は普及しなかった。
何年もかけて氷が受け入れられた後に、南北戦争で氷の普及が途絶えた。
そこで、冷却装置の開発が盛んになった。
冷却装置の小型化により、エアコンが実用化された。
エアコンが普及し、近年では人口の大移動が起きている。

このような流れが、様々な発明家や事業化のエピソードを交えて解説されている。


鉄・病原菌・銃
 ジャレド・ダイアモンド 著

現代社会を作り上げた文化が、アメリカ大陸やアフリカ大陸ではなく、ヨーロッパで発達した理由を、主に地政学の観点から解き明かしている。

非常にざっくりと要約すると、アメリカ大陸のように南北に長い大陸では、ある地域で開発された作物をつくる土地を拡げることができない。ヨーロッパは、東西に文明を広げていくのに適した土地だった。






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