第23回読書会レポート (09/17)

以下のとおり、第23回読書会を開催しましたので、ご報告します。

■第23回読書会報告書
日時:2014年9月17日(水)19:00~21:00
場所:京橋区民館 和室 7号室和室
参加者:@yng4さん(発表者)、ama_sciさん、@tparkmさん、@shun5_fさん、hikitaさん、@amulet2409さん(記録)
課題図書:「発明家に学ぶ発想戦略 イノベーションを導くひらめきとブレークスルー (Harvard Business School Press)」
エヴァン・I・シュワルツ (著) 
第3章~第5章


第3章 パターンを認識する
【パターン認識】
・「パターン認識」という表現が、以下のような複数の意味に用いられている?
・特徴抽出
・課題と解決とを繋げる洞察力
きちんと理解するには、原文の表現を確認する必要がある。


【二重らせんの発見】
・ロザリンド・フランクリンの功績に関する評価は不当な書き方になっている。
ロザリンドが撮影した写真を、ウィルキンスがワトソンに見せたことが二重らせんの論文に繋がった。
それにもかかわらず、ロザリンドの名前が論文に掲載されなかった。


第4章 チャンスを引き寄せる
【セレンデイピティ】
・「発明につながった過失やアクシデントは、ふさわしいときに、ふさわしい場所で、ふさわしい人に起こっているのである」
「ふさわしい」よりも、「然るべき」という訳語が適切だろう。
顕在意識的あるいは潜在意識的に待ち構えていることが、過失やアクシデントを見逃さずにに発明することにつながる。


【セレンディピティの例】
・マイヤーソン、ノーベル、スペンサー、メストラル、シュラッター等の事例が多数掲載されている。
・現在の安全対策をきちんと守っていれば、発見不可能だった事柄も多い。
当時は、危険であることを知らなかった。
現在行われている事柄も30年後には「よくあんな稚拙な設備と知識で。。。」と言われるのだろう。


第5章 境界を横断する
【学際領域】
・生物物理学、物理化学等、二つの分野の融合をうたう学科が沢山作られた。
しかし、結局は更に狭い領域に特化している。


番外編
【詩人】
・第2章 P53の「詩人」が発明に参加することについての資料提供
出典;ルクレチウスと科学    寺田寅彦著
科学者が持つべき能力を以下の3軸で表す
L:ルクレチウス的直観能力
S:数理的分析の能力
K:器械的実験によって現象を系統化し、帰納する能力
L軸上に位置する人が詩人である。


【目標管理制度と発明】
・目標管理制度のもとでは、できそうな目標を立てる事になり、新しい事に挑戦しにくい。 → 発明の敵
・少なくとも基礎的な段階では「結果」ではなく、「やった」事自体を評価している企業もある。
・「何をしたか」よりも「何をしようとしたか」で評価した方が、発明を生み出すには適している。


【発明と喧嘩の類似点】
・どちらも、何をするのか予想がつかない人が強い。



20140917-読書会
@amulet2409さん、写真提供ありがとうざいます。
スポンサーサイト

第23回読書会詳細

以下の通り第23回読書会を開催いたします。

1.課題図書の範囲
「発明家に学ぶ発想戦略 イノベーションを導くひらめきとブレークスルー (Harvard Business School Press)」
エヴァン・I・シュワルツ (著) 
第3章~第5章
http://www.amazon.co.jp/dp/4798132322/


2.発表者の決定
yng4iさん

3.日程、開催場所、参加人数の決定 
日時:9月17日19時~
開催場所:京橋区民館 和室 7号室和室(18:00~21:00の時間枠で予約)
http://chuo7kuminkan.com/about/kyobashi.html


4.質問など
 新規の方歓迎です。
 参加を希望される方はブログコメントに投稿してもよろしいですし、下記メルアドに一報されてもOKです。
事務局連絡先:marunire@yahoo.co.jp
 題名を「第23回読書会」としてください。

第22回読書会レポート (08/30)

以下のとおり、第22回読書会を開催しましたので、ご報告します。

■第22回読書会報告書
日時:2014年8月30日(土)14:00~16:00
場所:京橋区民館 和室 7号室和室
参加者:@ama_sciさん(発表者)、@rienovaさん、@amulet2409さん、@tparkmさん、@yng4さん、@shun5_fさん、@marunire、初参加の方1名。、

課題図書:「発明家に学ぶ発想戦略 イノベーションを導くひらめきとブレークスルー (Harvard Business School Press)」エヴァン・I・シュワルツ (著) 
プロローグ、第1章、第2章


内容
【プロローグ】
p.8 リサーチを”研究”と”調査”とに使い分けている。
相違点があると筆者は考えており、イノベーションとリサーチは違うと捉えている。
R&Dは研究開発というが、会社によって違う。
発見と発明の違い?
サーチとリサーチも違うよね。解析を含めるとリサーチの方が広い範囲だ。

【第1章 可能性を創出する】

趣味と仕事が一体としている人⇒新しい価値を見出す人。ex)ジョブズは米国だから生れた。
”メンタルモデル”はこの本でのkeywordである。
モデルを作るのは一般的方法、これができると、~ができるはずだ。いくつものアプローチがあるときどれでいくのか?
この本でいう”メンタルモデル”という単語は使用してないけど、
その分野の専門教育を受けていない人が無謀に挑戦する。大きいお話作りができた人が成功する。

【第2章 問題をつきとめる】
逆オークションのビジネスモデルの話、アメリカでも議論になっていた(p.50)。
プライスラインは発明とみられてなかった、
特許制度をうまく利用してビジネスに利用した話。

ウォーカー・デジタル社にはエンジニアがいない。人を集めてきて採用されたらお金を支払う。
専門知識のない人を集めている。詩人=コピーライターのことか?!感覚、Willを創出する人。

研究者は民間に”落ちた”という表現を使う。
民間に行ったら終わり、民間から大学へ行くのはリベンジ。
大学へ転職する人⇒D社(YRPとか)は多い。メーカーで下まで行って”抽象”へ上がってゆく。

ウォーカー・デジタル社の特許は抽象度が高い。ビジネスモデル特許が多く、面白いと思う。
ウォーカー・デジタル社のアイディアは自前だが、実施例は事務所が構成を考える。

一方で、事務所としては明細書に書き落とすにはつらい。実施例を書くには適用例が少ないので難しい。
保護できる形態にするのはつらい、数式だけ出てくる時がある。抽象的なものを具体的にするのは大変。

☆話がいったり来たり教科書としては使い勝手悪いよねと感想。

以上 文責:@marunire


第22回読書会
@amulet2409さん、写真提供ありがとうざいます。