第46回読書会レポート



第46回知財系読書会 (7/17)
日時:2018年7月17日(火) 19:00-21:00
場所:京橋区民館
未来の年表 人口減少日本でこれから起きること (講談社現代新書)
http://amzn.asia/fOgb7u4

参加者:
東京支部:amuletさん、tparkmさん(担当)、yng4さん、maruoka(記録者)

発表者からの指針:
課題図書では、今後人口が減りますよ。今後どういったことがおこりますよ。
ということを述べている。
それに対してこの読書会メンバーとしては、それを応用してどんなことが考えられるのか
検討、討議する(ブレスト)。


人口の減少とともにITエンジニアも減少する。
現状では、1人月、いくらと計算している。
何人あつめて1パッケージかで料金を出している。
プログラムのLINE数で工数を加算するので、コンパクトにしても料金に反映されない。
能力ある人に付加価値を得られるようになっていない。

分業化がすすんでいる。
ハードの人はチェックまでが仕事、
ソフトも書ける。という会社もある。
ハードの人は信号をパラレルにとらえられる。
ソフトの人はシリアル志向、
ハードの人は信号が同期した場面を想定できるのでバグも見つけられる。
そのようなIT人材が不足する。
本社の人は現場わからず、直せなくなる。

2000年問題のときのcobol問題のよう、年寄りが集められて対応した。
高齢化問題も再度、プログラムを勉強させ人材を再利用すべきと思う。

本書では、男性の介護率高いとデータを使っている。実際にはそんな男性は少ないのでは?

認知症が多くなるところで、胃ろう問題、生き永らえさせるのはどうかと、、、

同級生婚が増えるデータについて、筆者の言いたいこと不明だ。
人口減少とのリンクが不明。

人口推計から5000万人に減ってもドイツの人口と同等になるだけ、
減少を恐れなくてもいいのではないか。
購買力も落ちるので、日本へ魅力が少なくなる。

人口増加の国としてインドのほか、アフリカが考えられる。

移民を増やしても、税収は増えない。日本は給料が低い国になっている。出稼ぎの魅力がなくなってきている。
わざわざ来なくても、
レジの現場では新人中国人に仕事を教えるのに中国語ができないとならない。
白馬スキー場;ウェートレスは中国語、日本語、英語できる中国人が多国籍の客をさばいている。グローバル人材化している。

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<ワーク1>
人口が減るだけでなく次の重要な課題はなにか
一人、3つ、ポストイットに書いてください。

<ワーク2>
ポストイットを種別ごとに分類し、
この中から1テーマを選びさらに深堀する。

<ワーク3>
人口減少に伴い、それを克服するAIなど技術が未発達
という点に課題がある
をテーマに深堀した。


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読書会全体の意見
・リードフォーアクション;作者に対して質問を列挙、別の人が作者になりかわり、回答を提示する。という手法もある。
・ブレストでは、批判しないが教科書的、しかし批判してもいい。その代わり対案を提示せよとするほうが発展する。
・制約ありのブレストの方が効率的






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■第46回知財系読書会開催のお知らせ■

1.課題図書
 河合雅司 著『未来の年表-人口減少日本でこれから起きること-』
(講談社現代新書)
◆リンク◆

 ちなみに続編も出ています。
『未来の年表2-人口減少日本であなたに起きること-』

2.範囲
 一応、まるまる一冊。

3.形式
 MSさんが演習形式でやっていただける予定です。

4.日時
 2018年 7月17日(火) 19:00~21:00

5.場所
 京橋区民館 5号室 洋室
 東京メトロ銀座線京橋駅下車6番出口 徒歩2分
 都営地下鉄浅草線宝町駅A5・A6番出口 徒歩2分
◆リンク◆


会員以外で参加を希望される方は、コメントに記入するか以下のメルアドまでご連絡ください。

事務局連絡先:marunire@yahoo.co.jp
題名を「第46回読書会」としてください。

第45回知財系読書会(5/11)


第45回知財系読書会
日時:2018年5月11日(金) 19:00-21:00
場所:八丁堀区民館 5号室洋室
「日経テクノロジー展望2018 世界を動かす100の技術」

https://eb.store.nikkei.com/asp/ShowSeriesDetail.do?seriesId=D2-00P55470B

 


参加者:
東京支部:@kurumiusagiさん、
@amulet2409さん、
@tparkmさん、
@yng4さん、
@marunire(記録)、
hikitaさん、
中部支部:@KMDさん(skype参加)

 発表者 @kurumiusagiさん、@yng4さん

<@kurumiusagiさん>
・新しい技術は従来技術の組み合わせ
・こうやってみるとこんなことが新しい技術なのか?と思う
 気になった技術
1)小水力発電 ;売電事業化、震災後の電力不足事情、海外へ拡販
2)レザードローン;3次元測量の応用、ドローンによるマンションの外壁検査
3)協働ロボット;JIS規格の改定を契機に、、、特許出願も増加した印象、、、
4)3Dプリンタ;金属加工に分野で流体力学的に造形(by GE)、翼端流の制御で燃費が違う

<@yng4さん>

 気になった技術:医療系、IoT系、VR系など個別にコメントした。
 特に自動運転について、レベル0~5の相違など丁寧に技術的な解説を加えてくださった。
 資料はサイボウズの方に掲載している。

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読書会全体の意見
・PCトラブルにもかかわらず、資料を準備してくださった@yng4さんありがとうございました。
・延長戦もお疲れさまでした。
サイボウズ 掲示板「第45回読書会後のディスカッションお願い」
に少し資料があります。
・マンション管理組合理事と理事長の裏話も大変面白かったですね。





第45回知財系読書会開催

1.課題図書
『日経テクノロジー展望2018 世界を動かす100の技術』
◆リンク◆


2.範囲
一応、まるまる一冊。


3.形式
YさんとSさんがお二人でそれぞれの箇所を発表し、議論します。


4.日時
2018年 5月11日 19:00~21:00


5.場所
八丁堀区民館 洋室 5号室洋室
◆リンク◆

アクセス : 東京メトロ日比谷線または
JR京葉線八丁堀駅下車A2番出口 徒歩2分
中央区コミュニティバス(江戸バス)
[北循環]八丁堀駅3番 5分程


会員以外で参加を希望される方は、コメントに記入するか以下のメルアドまでご連絡ください。

事務局連絡先:marunire@yahoo.co.jp
題名を「第45回読書会」としてください。

第44回読書会レポート


第44回知財系読書会 (1/25)
日時:2018年1月25日(木) 19:00-21:00
場所:京橋区民館
「ビブリオバトル」参加者が本を持ち寄り紹介する。紹介10分+質疑5分程度。

参加者:
東京支部:amulet kawamura maruoka shun5_f(記録者) Takeshi 讃岐屋
中部支部:KMDさん(skype参加)

(発表順)
「ひとつ上のアイディア。」
https://book.impress.co.jp/books/2188 ←20年近く前の本で、新装版あり。

コピーライターの眞木準氏が、クリエーター20人にアイディアを生み出すやり方をインタビューしてまとめた本。
特に眞木氏のコメントだけ読んでも面白い。

特に印象に残った文章 ・眞木準 ブレストはただ出席するだけでは意味がない。
           ・おざわまさみつ まず枠をつくる。

忘れ物の思い出し方:どういう時に思い出すかを暗示にかける。

「サイエンス異人伝」
http://bookclub.kodansha.co.jp/product?isbn=9784062579087
以前の読書会、課題図書「破綻する特許」の時に一部紹介。

タイトルはサイエンスだが発明に関する章が多い。
主に19世紀ドイツ(を中心とした欧州)と20世紀前半アメリカの2部に分けて列挙。
欧州ではギルド等専門家の圧力で発明が受け入れにくかったのに対して
米国は専門家がいなかったので新しいものを受け入れる土台があった。
欧州では飛行機は空を飛ぶというロマンを追い求めていたのに対して
ライト兄弟は安全に空を移動する道具の追求に徹していたというのが特に印象的だった。

「銀二貫」
http://www.gentosha.co.jp/book/b4319.html
元は漫画原作者。その後今の名前を変えて作家になる。「みをつくし料理帖」など

主張:「これは知財小説である。」
江戸時代の大阪、敵討ちを銀二貫で「買われた」主人公が幾多の困難を乗り越え
寒天を作って成功し幸せになる話。
知財的な部分 ・ライバル店の産地偽装を指摘
       ・こしの強い糸寒天を作り「独占的に」菓子屋に使用を認める
       ・寒天を使った羊羹を作った時は多くの菓子屋に使用を認め競わせる←「オープン戦略」

「調べるチカラ」
http://www.nikkeibook.com/book_detail/32188/

知財に限らず情報を調べる時のノウハウをまとめた本だが、心構えや精神論的な記載が多い。
ノウハウとしてはグーグルのより良い使い方等。
「フェイクニュース」に関しては、一次情報にあたることの重要性を言っている。

【ここで休憩】

「喧嘩の作法」
http://wedge.ismedia.jp/articles/-/5048 ←課題図書候補になったことあり
アフリカの知財に興味を持って探したが、この本くらいしかなかった。

各国の法律に詳しくなるだけでなく、その国の事情や思惑を知ることが大切。
某国の判事に「この国の基本判例となって名前が残るような公正な判断をお願いします」と
名誉欲をくすぐって(あと羊羹のプレゼントも!)判決を勝ち取ったこともあり。ただし不正なことはしない。

「久慈さんは穏やかな雰囲気で喧嘩とは結びつかないタイプ」とのコメントあり。

<讃岐屋> 「決定版 年間報酬3000万円超えが10年続くコンサルタントの教科書」
https://kanki-pub.co.jp/pub/book/details/9784761270148

演習形式風に紹介。
 Q1 コンサルの種類の中で安定高収入なのは?
 A1 パートナー型。他にプロジェクト型、アドバイス型、ワークショップ型。
 Q2 経営者の悩みTOP3は?
 A2 「人間関係」「仕事のやり方」「お金」の着眼点
 Q3 自分の値付けを何と比較して提示するか?
 A3 社外No.2だが報酬は新入社員以下で(競合相手とは競わないのが上手い!)

「運は数学にまかせなさい」
http://www.hayakawa-online.co.jp/product/books/90369.html ←URLは文庫版

「モンティ・ホール」問題について紹介。(例えば https://mathtrain.jp/monty 参照)
今では確率が変わるという説が有力だがなかなか説明されても納得しにくい。
掛け金を2倍にし続けると最後には勝てるという説も載っているが「原資が尽きる」として否定済。

大学の確率の授業で宝くじの買い方(1枚だけにしろ!)の講義があったのが興味を持つきっかけ。

この話の続きとして書名のみ紹介されたのが「図解・ベイズ統計「超」入門」
http://sciencei.sbcr.jp/archives/2013/12/si_1.html ←薄さの割に高価だが、内容的には満足できる。

(ここでKMDさん離脱)

科学の経済学
https://www.nippyo.co.jp/shop/book/7081.html
技術ではなく「科学」と経済がどう結びつくかに興味を持った。

知財との関わりでは、特許は「いち早く発表する」という科学者の考え方をは異なるが
特許によって科学者の行動が制限される度合いは他の要因ほどではない。
著者はアメリカの「科学」経済学の専門家なので、いわゆる「金にならない」研究に対する考察はあまりなかった。

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読書会全体の意見
・多様な本が紹介されたのは面白かったがビブリオ「バトル」にはなりにくかった。
・課題図書候補になりそうなのが「調べるチカラ」「喧嘩の作法」くらいか。

なおこのあと4人で新年会を行い、活発な議論がなされましたwww



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■第43回知財系読書会開催のお知らせ■

第43回知財系読書会開催

1.内容
知財/ビジネスビブリオバトル
気に入った書籍を紹介します。基本ノンフィクションですが、小説でもかまいません。評判のよかった書籍は今後の課題図書として取り上げます。
みなさん、お気に入りの一冊をお持ちください。

因みに昨年は以下の3冊と論文を2編よみました。

『UXの時代―IoTとシェアリングは産業をどう変えるのか』
松島聡著 英治出版
http://www.eijipress.co.jp/book/book.php?epcode=2245

『レシピ公開「伊右衛門」と絶対秘密「コカ・コーラ」、どっちが賢い?―特許・知財の最新常識―』
http://www.shinchosha.co.jp/book/350611/

『楽しく学べる「知財」入門 (講談社現代新書)』
https://www.amazon.co.jp/dp/B06W9JWD6K/


2.発表者
全員、他の方の紹介を聞くだけでもご参加いただけます。

3.日程
2018年1月25日(木)19時~21時

4.開催場所
京橋区民館 洋室 5号室洋室
住所:京橋2丁目6番7号
TEL :03-3561-6340
東京メトロ銀座線京橋駅下車6番出口 徒歩2分
都営地下鉄浅草線宝町駅A5・A6番出口 徒歩2分

◇会場リンク◇

会員以外で参加を希望される方は、コメントに記入するか以下のメルアドまでご連絡ください。

第42回読書会レポート (11/02)



第42回知財系読書会
日時:2017年11月2日(木) 19:00-21:00
場所:京橋区民館
課題図書:
  探索戦略の迷走―富士フイルムとコダックの分岐点―
  https://www.jstage.jst.go.jp/article/amr/advpub/0/advpub_0170512a/_pdf
 
  二刀流組織からみた富士フイルムの企業変貌プロセス
  https://www.jstage.jst.go.jp/article/amr/16/1/16_0161116a/_article/-char/ja/ )

参加者:
東京支部@京橋区民館:maruokaさん(主担当)、tparkmさん(副担当)、kawamuraさん、yng4さん、ama_sciさん、tanatosさん、amulet(記録)
中部支部:KMDさん

今回初めて、スカイプでの遠隔参加(音声のみ)が実現しました。
KMDさんとリアルで顔を合わせたことのあるメンバーが多かったこともあり、スムーズに会話が弾みました。

いつも以上に、議事録に書けないオフレコネタ(裏事情等)が多く登場しました。
興味のある方は、是非リアルで御参加下さい。
 
・富士フイルムの組織、事業構造等
近年売上高が急拡大した理由の一つは、富士ゼロックスを連結対象にしたこと。
これだけで、売上高が倍近くに増えている。
 
・コダックの現状
2012年に経営破綻した。
現在のコダック(新生コダック)は、別法人。
  コダックジャパンの主力事業は、オンデマンド出版等の大型印刷装置。

・探索戦略の迷走―富士フイルムとコダックの分岐点― 図7のグラフについて
  筆者が指摘する通り、富士フイルムでは1998年以降探索分野の出願が急激に伸びている。
  実は、この時期には富士フイルム全体の出願が延びており、探索分野だけが突出して伸びたわけではない。さらに、富士フイルムだけでなく、日本企業全体の出願が増加した時期でもある。
 
・探索戦略の迷走―富士フイルムとコダックの分岐点― 図10のグラフについて
コダックの医療部門の製品は、X線用のフイルムであり、医療機器事業は無かった。
X線のデジタル化に伴い、フイルム市場が消滅したので、撤退するしかなかったと思われる。
 
・富士フイルムとコダックとを対比して語られることが多い。
富士フイルムとコニカミノルタのように、事業転換に成功して活動している企業同士を比べた方が面白い結果が出るのではないか。



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